修了生の室井先生(現在IIIS研究員)と笹原教授が共同で執筆したLetter論文がAlpha PsychiatryにPublishされました!


2026年3月17日にAlpha Psychiatry(精神医学分野でQ1)に下記Letter論文が掲載されました。

Operationalizing Population Salutogenesis Through Recovery-Oriented Cognitive Therapy: Evidence from Schizophrenia
https://www.imrpress.com/journal/AP/27/2/10.31083/AP48857

このレター論文は、室井先生と笹原教授がIIIS中島先生と共に臨床と公衆衛生におけるメンタルヘルスケアを橋渡しする新たな理論モデルを提示したものです。

これまでの精神疾患と環境因子との関連を調べてきた疫学研究では、修正可能な環境因子が特定され健康促進に資することが明らかになって来ていますが、実践への応用に課題がありました。一方で、首尾一貫感覚(SOC)は精神健康を強く支える重要因子であるにもかかわらず、臨床では十分活用されて来ていません。そこで、SOCを統合したリカバリーを目指す認知療法が機能改善と症状軽減に有効であることに着目し、ミクロからマクロまでの適用可能な枠組みとして、臨床から公衆衛生へと橋渡しをする新たな理論モデルを提示しました。